IT業界は業界外の人からしてみれば、いまいち何をしているか分からないというのが本音です。
ITは私達の生活を豊かにし、無くてはならないものだということは分かっているのですが、どういうものをIT業界、IT技術と呼ぶのかとなると少し考えこんでしまいます。
基本的にIT業界は目に見えないサービスを売り物にしているので、そこが理解をしにくい一因になっているとは思います。私達の身近にあるもので言えば、インターネットやスマートフォン、パソコンなどがIT技術だということは分かるものの、それがどういうものなのかを考え、意識することはあまりありません。いつの間にか、当たり前に使用しているということが多いような気がします。しかし、一般人なのであれば、それでもいいのかもしれません。
IT業界は慢性的な人材不足とも言われています。そのため、常にIT業界は優秀な人材を欲しがっています。しかし、IT業界やIT技術の理解が低く、社会的評価もあまり高くはないのが現状です。給料も、日本の一般的なサラリーマンと比較すれば高水準ではありますが、海外と比較すると決して高いとは言えません。
そんな中でもエンジニアの人たちは頑張って日本の発展に一役買ってくれています。日本のエンジニアに必要なことは、決して目立つ職業ではないが、自分のする仕事にやりがいと誇りを持つことだと思います。
個人の力では社会的評価を今すぐあげることは難しいので、コツコツと自分の仕事をやり遂げることが、その仕事の評価を上げることに繋がるのだと思います。